『RE/PLAY(DANCE Edit.)』 FORUM
2014年4月5日土曜日
06. 花田雅美「『RE/PLAY (DANCE Edit)』に出演したことで感じたこと」
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これは私達の物語でもあるのだ。 演者が客席をみる。見て見られる。という行為を繰り返すことによって、この言葉が私の胸にうかんできました。 繰り返していくうちに、心の中に浮かんでは消えていく感情。 私はその感情と身体を、演じる側としてどのように扱っていくのか。 繰り返しとも思われる日...
2014年4月4日金曜日
05. 高橋雅臣「非合理的なことが非合理的であるがゆえに、合理的になる瞬間」
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今年二度目の大雪に関東地方が見舞われた2月14日(金)、横浜、急な坂スタジオにて『RE/PLAY(DANCE Edit.)』を観た。 八人のダンサーがサザンオールスターズの『TSUNAMI』にはじまり、数曲、再生回数も曲ごとバラバラに躍り続けていく。 リズムという共通項で視...
2014年3月19日水曜日
04. 日夏ユタカ「COME/AGAIN」
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約80分ほどの作品のなかで、複数の曲がいくども繰り返された。 2回、3回。 なかでも、この作品の前身でもある東京デスロック版『再/生』では8回掛けられていた、ビートルズの『オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ』が、今回は10回と、より執拗に繰り返された。 しかも客入れの際にも、小...
03. 藤原ちから「ダンスの閉塞感、を突破する演出とファンタジー」
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云十年に一度という記録的な大雪の中で観た『RE/PLAY(DANCE Edit.)』は相当にアメイジングで、8人のダンサーたちの雄弁な身体と、それらが織り成すポリフォニック(多声的)な饗宴に圧倒された。いつまでもあの中にいたかった(彼らの体力が続くのなら……!)。 雄弁とはい...
02. 住吉智恵 「快楽と死に向かう、ダンサーの性(さが)」
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おそらく客席の多くを震撼、あるいは憤慨させたであろうこの作品は、なかなか抜けない魚の小骨のようなスッキリしない後味を残していった。 キャリアも年齢も身体能力も幅のある8人の振付家・ダンサーが繰り広げる、果てしない反復=再生。 爆音のポップソングにかき消されないよう、まるで...
01. 筒井 潤 「反復のダンス・反復しないドラマ」
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『RE/PLAY(DANCE Edit.)』を、2012年に京都で観て、2014年には横浜でも観た。主たるコンセプトは反復。反復は反復ゆえに変化が生じないのが本来だが、生身の体なのでそういうわけにはいかない。時が経てば必然的に様々な変化が表れる。それを鑑賞していると云々…、とい...
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